今回は24名のお客様にお集まりいただきました。
企業の幹部勢ぞろいでお越しになってくださった方や、某企業コンサル会社様のクライアント様まで
様々な業種業態、役職、役割の方々にお集まりいただきました。
繰り返しこの研修を受けてくださっている、私が深くかかわっている企業様もいらっしゃいました。
毎回、進化していく業務フローを拝見するのが本当に楽しみです。
このTOC研修は、利益を最大化するための業務フロー改善を行うための研修です。
利益を阻害する要因をボトルネックと呼び、その発見と改善手法を学びます。
黄色い分厚いザゴールという本で有名なTOC理論の中のDBR理論をゲーム形式で学ぶことが出来ます。
管理会計の研修と相性が抜群で、会社の業績改善に大変役立ちます。
この研修はまずゲームを通じてTOCの概念を学んでいただきます。
ゲームはサイコロとチップをつかった単純なものです。
この単純というのがポイントで、想像したり、現場に当てはめて考える余地が生まれるのです。
各ゲームの間に、各チームディスカッションを行います。
「どうすれば儲けが上がるか?」
「どうすれば在庫が適正になるか?」
「どうすれば費用を抑えられるか?」
なかなか難しい問題です。
業種や役職を超えたメンバーのディスカッションは気づきの宝庫です。(笑)
初日は条件を変えたゲームを4回行い、
ボトルネックの概念をしっかり学びます。
しっかりと概念を学んだ後に
自社の業務フロー表を紙と付箋で作ります。
するとどうでしょう!紙の上の業務フローにリアルボトルネックがあぶりだされてきます。
私は数々の業務フロー作りの現場に立ち会っています。
だいたいの業種業態は網羅していると思います。
さらに利益を阻害する要因が何なのかの発見と改善の現場にも立ち会いました。
この経験が皆さんの業務フロー作成のお手伝いに役に立ちます。
2日目はさらにリアルに近い状況をゲームのルールで作り出します。
ここで自分の仕事に置き換えていきます。
さらに理論を学び、本質を学びます。
どうすればリアルの現場が改善されるか?
頭をフル回転させます。
作成した業務フローをさらに深めていきます。
利益を阻害する要因の周りに起こる、好ましくない事象や状態を洗い出し、
それを好ましい状態に置き換えます。
ここで理想と現実が明確になります。
「その差を具体的行動でどうやって埋めるのか?」
ここを思考プロセスという手法を利用して徹底的に詰めていきます。
作成した業務フロー図、好ましくない要因とその改善策を
参加者の皆様で発表していただきます。
各社の発表に対して、異業種、多業種間での突っ込み合いは気づきの連続です!
あとはやるべきことに日付をつけて、研修のすべてのプログラムが終了です!
今回も白熱した研修となりました。いつも言う事ですが、
受講者の方が早く現場に帰りたくなれば私たちとしては嬉しい限りです!!
番外編 私の好きなお客様(笑)
休憩中に熱心にメモに、気づいたこと、改善策をかかれていました!!