
お客様であり、ブラザーであり、友でもある、
株式会社藤原の藤原さんが講演されると聞いて
地元人という書籍の出版イベントに参加してきた。
なんか素直に感動した。
藤原さんてふわふわ宙に浮いてる人かと思てたら、
実は地に足ついてた(笑)
それどころか地に根っこを張り巡らせまくってた(笑)

このイベントは、本×酒で地域を語ろうということで企画され、
兵庫県の加東市にお住いの2名のゲストにインタビュー形式で
地元についてうかがっていくというもの。
僕は人生で14回引っ越ししてるから、
地元を何処かに定義するのは難しい。
でもどこに住むにしても、
地域との関係性は大切にしてきたつもり。
郷に入れば郷に従えを最前線でやってきたのかも。
今回のイベントのきっかけとなる本、地元人を見ていると、
昔読んだシビックプライドって本を思い出した。市民として何を町のプライドとしてもてるか。
同時に当時可愛がってもらってた区長さんがおっしゃっていた、【無い物ねだりよりあること探し】もふと思い出した。
きっと何でもすでにあるんやろな。

今日の事例の共通点は、
なんかエエ大人やからこそ、
今関わりのある地域=地元を
自分の出来る事でどう支えていくかという切り口だったと理解している。
エエ大人ってのがポイントやと思う。
一見、体力があって、アイデアがあって、時間がある若者が街作りや街越しの中心のようにとらえられるけど、
エエ大人が、ふと、わが街を見返して、
前のめりでもなく自然に事を起こすのが、
どれだけ威力を発揮するか良くわかった。
そしてそんな方々が集まったときの威力たらもーすげー。
自分も素敵な仲間たちと長年、
街おこしに参加させてもらってたけど、
当時は情熱だけは人一倍だったので
自分を削ってでもやっていた。
でも同時に限界も感じてた。
やればやるほど無力感も感じてたんよね。
まあ、仲間が優秀だったのでなんとかなったけど。
とりあえず自分の引き出しを全部全力で開けてた感じ。
開ける引き出しが無くなってきたときに、
コロナがやってきて。
一旦全部が止まって。
考えて、考えて、考えて。
あり方ややり方を再度見直して、
街おこしとは少し距離をおく判断をしたんだけど。

5年たって、
今日のイベントのお話を聞いて
刺激をうけてやっぱり見え方は変わってくる。
あぁこんなアプローチもあるのかと。
とても尊いことをされているなと。
この出版された本と人と地域をのこれからを長い目で温かく見守りたいと思いました。
とても良いイベントに参加させてもらって、また質問する機会も与えてもらって、
本当にありがとうございました。

